楽天の資金繰りが厳しいようですね。
楽天G、みずほ銀など主要行からの借入残高が約4割減-招集通知
楽天グループによるみずほ銀行など主要行からの借入残高が2023年末までの1年間で約4割減ったことが、4日開示された定時株主総会の招集通知で明らかになった。巨額の社債償還に向けた資金確保という課題に直面している姿が改めて浮き彫りになった形だ。
損益分岐点分析をしてみました。四半期ベースで6,920億円と推定します。
楽天は5年連続赤字。2023年度の売上高は年間2兆円です。四半期に5千億円ですね。
Rakuten's annual revenue 2023 | Statista
Rakuten is a Japanese conglomerate originating from the online marketplace Rakuten Ichiba, with revenue crossing the two...
2024年度の売上見込が2.3兆円ですので、四半期に6千億円。費用構造がかわらないのなら、今年も赤字でしょう。四半期に7千億円ということは年間2.8兆円ですので、2025年も厳しいと思われます。なので、同社は費用削減に取り組んでいるわけですね。
損益分岐点分析は、古典的な分析ですが、設備投資する時に、どれほどの固定費が増えるのか事前に計算し、必要な収益(率)を計算するには非常に有効な手法だと思います。
ぜひ、ご利用ください。