50代半ばにもなると、名前がすぐに出なくなります。「AIを使うと脳の働きが悪くなる」とか心配している場合ではありません。無理にお金を払って学習するよりも、無料で使えるものを、必要がある時に使えばよいと思います。
まずは、スマホにChatGPTアプリを入れませしょう。OpenAI社は生成AIのリーダーなので。無料でも音声で対話できるようになりました。
パソコンで作業しているときには、他の無料AIも使ってみればいいでしょう。
- マイクロソフト社 コパイロット
マイクロソフトはOpenAI社に出資していて、マイクロソフトのCopilot というサービスにChatGPTを組み込んでいます。
2. グーグル社 Gemini
Googleは、ChatGPTで打撃を受けました。人工知能では先行していたのに、マイクロソフトにしてやられたので、巻き返しを図っています。「Bard」というサービスでしたが、「ジェミニ」に名称変更しました。
他にもありますが、ま、この2つで十分でしょう。
オジサンにとって重要なのは、「プロンプト」の書き方です。AIにどのように聞けば、望みの回答が得られるか試行錯誤する。最近の若い人は、英語で書くとよいとか、使えるテンプレート240とか言いますが、無視しましょう。
オジサンは、半世紀という人生体験があり、誰が何を知っているのかわかっています。わからないことがあったら、具体的に「誰に聞けばわかるかな?」と想像してから、小学6年生でもわかる言葉で聞けばよいのです。たとえば、先日の京都市長選挙では、オーバーツーリズムが争点になりました。
あなたは日本の税理士です。京都市の宿泊税はいくらですか。
京都市の宿泊税は、宿泊料金に応じて以下のように設定されています1。
- 宿泊料金が20,000円未満の場合: 200円
- 宿泊料金が20,000円以上50,000円未満の場合: 500円
- 宿泊料金が50,000円以上の場合: 1,000円
アムステルダムはどうでしょうか。
あなたはオランダの税理士です。アムステルダム市の宿泊税は何%ですか。
アムステルダム市の宿泊税は、2024年から一律で「宿泊費の12.5%」に引き上げられました1。この増税は、物価の上昇による市民の経済的負担を減らすことや、オーバーツーリズム対策を目的としています1。この増税により、アムステルダムの観光税はEUで最高額となりました1。
アムステルダムは1泊300€(48000円)ぐらいするので、12.5%かけると6,000円ですね。
正確かどうかは、裏を取らなければいけませんが、自分の勉強用なら、これで十分でしょう。老眼なったら老眼鏡をかけます。脳が衰えてきたら、ChatGPTにたよればいいと思います。