世界70カ国を歩く時の私の趣味は、ストアチェックでした。地元のスーパーや日本食レストランに行き、各国の物産複合を観察するのでした。

その結果たどり着いたのが、世界の食品会社は5大陸に2社ずつぐらい、合計10社ほどに集約されるだろうという考えでした。

世界のGDPが約120兆ドル。
食品はその1割ほど(12兆ドル)①
Forbes Global 2000のFood,Drink, Tabacco 85社の売上合計が1.8兆ドル(①の15%)②
ネスレの売上高が0.1兆ドル。②の6%。

ネスレ並の売上を持つ企業「$100 billion club」 (17兆円クラブ)が10社ほどで売上合計が1兆ドルとなり、①の1程度を支配するイメージです。

一方、縦軸は売上高当期純利益率。儲かるのは、身体に悪いものを売る会社ですね。お酒、タバコ、コーヒー、炭酸飲料。

日本で一番売上が大きいのはJTです。日本で一番売上が多いのが丸紅と言われると、食品以外の売上も入っているんだろうと思ってしまいます。次がJT、アサヒグループ、味の素、キリン。みなさんがイメージする「食品」会社は、Forbes Global 2000に入ってないですね。サントリーの売上高が3兆円ぐらい。

非上場なのでForbes Global 2000には入っていませんが、穀物メジャーのカーギルの売上高が1540億ドル(25兆円)の背中は遠いです。

ホルムズ海峡を封鎖されると風邪を引く日本経済を思えば、小麦や大豆の輸出を止められたら、影響大きそうです。日本から$100 billion クラブに入る企業は出てくるのでしょうか。