2023年もお世話になりました。オランダに移住して5年目になりました。ウクライナ戦争が終わらないどころか、パレスチナでも紛争が起きました。イスラエルとは地続きなので、ニュースの衝撃が直接オランダにも伝わてきました。アムステルダムでパレスチナ支援デモがありましたし、イスラエル国旗を掲揚する家がありました。
日本は、増税すると政権が倒れるのですが、オランダは移民政策で政権が倒れます。2023年11月の選挙では、極右政党が第一党になりました。欧州のリベラルの代表であったオランダに極右政権ができれば、EUへの影響は少なくありません。
明るい話題といえば、ウクライナ戦争の経済へのダメージが最小限で終わったことです。インフレも収まりましたし、景気も底割れまではいきませんでした。昨年、暖冬で本当にラッキーだったと思いました。
2024年は、常在戦場の年になると予想しています。ウクライナ戦争は停戦になったとしても、朝鮮半島のように対立は残るでしょう。パレスチナも同様です。ハマスが掃討されても、中東問題がなくなるわけではありません。
1989年にベルリンの壁が崩壊し、平和な世界になると思っていましたが、日常的に薄っすらと非常事態という日々になるのではないでしょうか。
欧州の歴史を振り返れば、30年戦争とか100年戦争とか、日本人には意味のわからない戦争があります。そうした現実に向き合う年になると思います。
米国大統領選挙で、トランプ氏が復活すれば、国際情勢を予見することが本当に難しくなるでしょう。そういう複雑な政治を前提に、ビジネスを組み立てる必要があるのだと思います。
国家レベルでの丁々発止は、エスカレートしたとしても、草の根レベルでの生き方は、これまで以上に丁寧にしていく必要があると思います。安易にわかりやすいスローガンに乗ってしまうようであれば、1930年代の再来になってしまうでしょうから。
よいお年をお過ごしください。