De Ceuvelに行ってきました。アムステルダムの官民一体型サーキュラーエコノミー実験区。造船所跡地を、起業家が集まるコワーキング・スペースやカフェにしようという試みです。
ひなびた場所ではありますが、こういうリパッケージもあるのかと勉強になりました。
日本でも港の再開発はあると思いますが、ここは無理にきれいにはしていません。建物も廃材を再利用するなど、自然体です。
事務所が入居しているのですが、外から丸見えなので、個人的には落ち着かないかなぁと。
日本でやったら、ちょっとガッカリな印象になってしまうでしょう。英国人に”Go dutch”(割り勘)と言われてしまうほど、倹約的なお国柄。サーキュラー・エコノミーもそれまでの節約の延長線上に自然に体現しています。
カフェも、飾り気もなく、5月でも気温が10度なので、長居したいとは思いません。
カフェのメニュは、ベジタリアン。スタッフも普段着。味は「オランダ品質」なのですが、ここは求めることなかれ。日本とは違います。
どうも、サーキュラー・エコノミーというと、コンサルタントがきれいなパワポ作って、スポンサー探すようなイメージがありましたが、「これでいいのだ」と思う週末の午後でした。家庭菜園のように、毎日手間をかけて、ちょっとづつ作っていくものなのかもしれません。
では。
【参考】
世界をリードするオランダのサーキュラーエコノミー先進事例【DE CEUVEL/BLUE CITY/NDSM】 – Tokyoesque – Globally Aware & Curious