【相場雑感】第197回 調整未完了の相場展開

禁無断使用(剛)

【レビュー】
*日経平均1万6000円割れ、海外マネー漂う不透明感
*欧州景気、内需主導型に、ユーロ圏昨年3%成長
*株式投信残高、42兆円超す。1月末は90年以来の高水準
*6大銀行最収益2.8兆円、今期10年ぶり最高更新
*バーナンキFRB議長、追加利上げ示唆、インフレ抑制優先
*NYダウ4年8ヶ月ぶり高値。FRB議長証言好感
*金融庁16年ぶりに取引一任を全面解禁。中小證券参入容易に、
*米住宅着工が大幅増、1月市場予測大きく上回る
*個人の海外投資急拡大、外貨建資産30兆円
*GDP10?12月実質5.5%成長、バランスよく回復
             
【参考銘柄】
○アサヒビール(2502)


○三井化学(4183)
○新日鉄(5401)○住友金属工業(5405)
○大和工業(5444)○日東精工(5957)
○オムロン(6645)○小野測器(6858)
○日産自動車(7201)○トヨタ(7203)○マツダ(7261)○ホンダ(7267)○高速(7504)○キャノン(7751)
○東京電力(9501)○大阪ガス(9532)○杉本商事(9932)

【結論】
 見事な調整相場入りとなった。NY株式高、予想を上回るGDPの発表と好材料続出にもかかわらず、週末の日経平均は330円安である。株式関係者の超強き発言が個人投資家に不利益を与える。大局、中勢、目先と解りやすく説明すべきである。
 証券会社へ個人投資家の行動を聞いてみると、新興市場においても暴落した銘柄を信用取り引きで買い下がっているとのこと、相場の立ち直りをますます遅くする行動である。
 東証一部でも、週末は追証が発生している。全体が下げながらの信用残の増大は悪質な相場展開である。
 さて、いかなる状態になれば相場が反転するか考えてみよう。

1.需給悪の解消、信用取引きの整理、値幅整理(1万4600円どころ)か時間(高値から約5ヶ月)
2.日銀の量的緩和の決定、今回日本の低金利の金で株を買ってる資金回収
が外人売となっている。
3.ライブドアと同様な類似会社が2.3摘発される。

などが考えられる。
 いずれにしても、世界的な金利上昇は、過剰流動性の縮小につながるから、慎重な対応が求められる。成長重視の業績相場が、展開されると予想する。
 最後にメガバンクの投信販売勧誘の脱線がおきている。大きな問題である。早めの厳しい処置が望まれる。(剛)

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